rolling50blues#W WhoよりWIRE
パンクどっぷりの俺としては、ゴッドファーザーオブパンク、なんざ持ち上げられたThe Whoと言いたいところだが、実はそれほどの思い入れはない。ピートタウンジェント先生のステージアクトには惚れ惚れするが、ロジャーダルトリーがなぁ。モッズ全盛期は良かったのかなぁ、と思うと、その後の健康優良児的ダサさが残念でならない。
WIREは、バンドとしてのパンクらしさでは、もしかしたらNo1かもしれない。パンクに影響受けてギター始めました、3コード弾けるようになりバンド組みました、みんな初心者なんで曲が長いと持たないので短くしました、とアマチュア的な音ながら、かえってそれが清々しかった。#Sで書いたスリッツのプリミティブ感に近いが、それよりも本能をえぐっている。
CDは持っていないが、もう1曲だけ。ワイクリフ・ジョンの「Million voices」。映画「ホテルルワンダ」のエンディング曲。悲しいほどの名曲です。
- アーティスト: Wire
- 出版社/メーカー: Harvest
- 発売日: 2006/03/27
- メディア: CD
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