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音楽

rolling50blues #13 Flowers of Romance

田舎から上京した大学時代。入ったサークルの一つ上の先輩にパンクスのFさんと現DJ loopmasterことKさんと出会った。
Fさんは外見からしてPUNKで、一緒にClash来日ライブを2回行った。KさんはYMOなどのテクノやダンスミュージックが主に好きだった。
この二人とはよく遊んだ。
野郎3人とかでミッドナイトドライブと称し、KさんのFTOをかっ飛ばして湘南までよく行った。
海が見えると必ずかけるのが、U2の「Sunday Bloody Sunday」だった。なんか知らんがとにかく盛り上がりまくる。ついついスピードも、なんてこたぁございません。
ちなみに、某新聞社に入ったN大先輩の金言は「山で聴くのは、ビーチボーイズ」だった。
ちょうどバブル前夜のこの頃は、デュランデュランなどのニューロマンティックが、MTVの影響もありブームになっていた。
サークル内では、何つってもヒューマンリーグの「ドンチューウォンミーベイビー♪」がキラーチューンだった。
日本でニューロマっぽいのは、本田泰章と、後の今田耕司くらいか?あまり記憶がない。
とはいえ、実はほとんどニューロマのレコードって持っていない。なんかPUNKやSKAへの思い入れとは違い、単なるポピュラー音楽・ヒット曲として接していた。実際、いい楽曲もいいバンドもたくさんありました。でも、入れあげるまでには至らず。。。
やはりこれまでの流れで、ジョニーロットン(この頃はジョンライドンか?)が作りPostPUNKなどと云われたPILには注視していた。この男、只者ではない。音楽史的には「MetalBox」がメルクマークとされているが、個人的には「FlowersOfRomance」の圧倒的なプリミティブ感に、Fさんと酔い、絶賛していた。同時代かわからんが、Slitsの2ndアルバムもその感覚だった。
David Bowie「Let's Dance」もこの頃か。最近はMixCloudでベルリン3部作をよく聴いてます。
後半に続く。
Flowers of Romance

Flowers of Romance