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音楽

rolling50blues #4 ツェッペリンとの出会い

さて、ようやくツェッペリン期。王道ですね。ディープパープルかツェッペリンという時代だったわけだし。

ただ、正直言えば、1stアルバムを聴いたときは、あれ、俺はこういうのを求めてたんだっけ?と違和感を禁じ得なかった。

でも一度歩んだZep道。とりあえずここは意固地に引き返さなかった。その当時、3大ギタリストということで、エリック・クラプトンジェフ・ベックとともに、ジミー・ペイジが取り上げられていたことも、結構影響している。間違ってヤードバーズ買っちゃったりもした。

しかし、どういう感覚・気分で中学生の俺はZepの1stを聞いていたのだろうか?いま聴くと恐ろしくカッコいい「幻惑されて」のギターソロとか、あまり響かなかったなぁ。ブルースが根底にありそこが馴染めなかったのか、はたまた、ロバート・プラントのハイトーンボイスがまだちん○に毛が生えたかどうかの俺を奮い立たせなかったのかは定かではない。

でも、歌謡曲やポップス、フォークにはない熱を感じ取れたのは事実だ。

その意味では、プロセスとしてビートルズあたりをかじっとけば、違った感情が生まれたのかもしれないな、と思う。そして、子どもだったということだろう。

といいつつも、「プレゼンス」までのLPは買って聞いた。なかでも「Ⅳ」「聖なる館」「プレゼンス」が好きだった。ハードロックという枠に収まろうとしないアグレッシブな音楽性は、魅力的だった。成長するにつれ理解してきた、というか、カッコイイのを素直に認め始めた、ということかな。映画も観に行ったし。退屈だったけど。

当時ブロディのテーマ「移民の歌」以外全く受け付けなかった「Ⅲ」も、大人になって聴くと、凄くいいもんね。

と、通過儀礼としてだけではなく、聞き続けることでその後の音楽人生に影響を与えたZepなのであった。

Led Zeppelin

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