#comic つげ義春
前回、ガロ系にも食指を伸ばしたと書いたが、
実はガロの初代編集長で青林堂の社長だった故長井勝一氏と俺は同郷なのであった。「長井勝一漫画美術館」だってあるんだぜ。
それはいい。つげ義春である。俺は音楽ではジャックス、というか早川義夫、漫画ではつげ義春が、「不安」を体現し伝播できる稀有な存在だと思っている。リスペクトしている。
メジャーどころだと「ねじ式」だが、「夜が掴む」「必殺するめ固め」などはぜひ一読してほしい。不安の塊である。
そして「無能の人」である。これがまた救いようがない。「つげ義春日記」という本もあった。これは、漫画ではないがもっと救いようがない。つらい。でも、それでいいんだよな、と思う。
最近は描いてんのかな?死ぬなー!
- 作者: つげ義春
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/10/08
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 48回
- この商品を含むブログ (59件) を見る