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音楽

rolling50blues #5 all the young punks

転がりながらいよいよ俺が俺になりつつある1977年、ラジオから流れる、ハードロックとは明らかに違う音楽に衝撃を受けた。それが、SEX PISTOLS。「アナーキーインザUK」か「God save the Queen」。この際どっちでもいい。

一発でパンクに魅せられた。求めていたのは、まさにこの初期衝動だったのだと思う。曲が短いのも良かった。

海の向こうから伝わる悪逆ぶりも、演出があったとはいえ、俺にしてみれば武勇伝だったし、アンチヒーローだった。反体制、労働者階級、、、全くの詐欺師だったが、騙されても清々しい。

待ちに待った1stアルバム「勝手にしやがれ!!」に針を落としたA面1曲目、軍隊の行進のSEで始まる「holidays in the sun 」にまたまた脳天かち割られた。カッコよすぎる。リリースした頃にはジョニーロットンは脱退してたのかな。

愛読していた「マカロニほうれん荘」では、メンバーがピストルズに扮した扉の回があったので、ますます鴨川つばめが好きになったのもこの時期。

とにもかくにも、ピストルズによってパンクにどっぷりとのめり込むことになった。

14才。

Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols

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